北海道・札幌の社会

【千歳】中心市街地活性化を目指し、千歳商工会議所や市商店街振興組合連合会などでつくる千歳タウンマネジメント協議会（加藤敏文会長）はこのほど、「ちとせ商店街一店逸品ガイドマップ」を製作した。（本郷由美子）

　各店舗が自慢の一品を売り、商店街のにぎわいを取り戻すことが目的。同協議会が昨年八－十月にニューサンロードなど七つの商店街と千歳駅前通り振興会の計二百三十六店舗を訪問し、アンケートをした結果をもとに、五十七店舗とそれぞれの「逸品」を紹介するマップを作った。

　記載している「逸品」は、「すし屋さんのグラタン」（鮨正）、「地元アマチュアミュージシャンの自主制作ＣＤ」（博信堂）、「千歳鍋」（源氏）、「鮭まん」（いんでぃあん水車吉池）など。

　マップは三万五千部発行し、今月中旬に各家庭に配布した。市内のホテルやアウトレットモール・レラの情報発信ブース、ＪＲ千歳駅などにも置いている。

　同協議会は六月までに、参加店舗からマップ配布後の売り上げや客の反応を聞き、マップの効果を分析する。同協議会は「千歳を代表するブランドが生まれるきっかけになれば。将来は逸品の食べ歩きツアーなども企画したい」と話している。

(北海道新聞引用)